Officeデータ入稿における注意事項OFFICE DATA
Officeデータ入稿における注意事項OFFICE DATA
Office系ソフト(Word/Excel/PowerPoint)は印刷用データを作成するためのソフトではありません。その為弊社に頂いたOfficeデータを印刷用のデータに変換する際に不具合が生じる場合があります。
下記内容をご確認の上、あらかじめご了承ください。
Officeのカラー設定はRGB(モニターの色)ですが、印刷用のカラー設定はCMYK(印刷物の色)です。
RGBからCMYKに変換した際に色味がくすんで見えます。
Officeデータは文字や段落を完全に固定できません。
その為、フォントがインストールされてないパソコン(OSの環境)の違いで、書体の変化やレイアウトの崩れが生じる場合があります。
作成時の書体、レイアウトが崩れないために、PDF形式でフォント埋め込みにして入稿してください。
パソコンのモニターでは、きれいに見えても印刷すると画像がぼけたり、粗くなることがあります。
パソコンモニターでは96dpiですが、印刷物の解像度は350dpiのデータを必要とします。解像度が350dpiより低いと画像が粗く印刷されます。
透明効果、パターン効果、ワードアート、影、ぼかし、グラデ-ションなどは正常に印刷用データに変換処理が行われない場合があるため仕上がりイメージが変わります。データ作成時にご使用をお控えください。
印刷できる線幅は、0.1ミリが目安です。0.1ミリ未満だと印刷時に線が消えてしまいます。データ作成時に、0.1ミリ未満の線を使わないようにしてください。
ポイントの場合は0.28ポイントくらいが目安です。
塗り足しは仕上がりサイズよりも外側の、切り落とされる部分を指します。
塗り足しがないデータのままだと、用紙のフチ(端側)に白フチがでます。
白フチが無く、用紙の端まで画像、絵柄、背景色などを印刷したい場合は仕上がりサイズから、上下左右に3ミリの塗り足しが必要です。白フチが出ても良い場合は、塗り足しは必要ありません。
Excelは塗り足しのデータが作成できません。
弊社で入稿データにレイアウト、文字などの崩れがないかを確認するためお客さまがプリントした出力紙が必要になります。