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印刷現場で飛びかう謎の用語「トンボ・ドブ・ノンブル・ルビ」ってなに?

2017-05-18


謎用語

みなさん、普段働いているうえで

 

専門用語を使っていますか?

 

印刷業界では、専門用語がたくさん使われます。

 

今日は、たくさんあるなかでの

 

少しですが紹介します。

 

 

トンボ

 

はじめて聞く方は虫のとんぼを

 

イメージされたと思いますが、

 

印刷物を作成時に、

 

仕上がりサイズに断裁していく目印のことです。

 

 

トンボ

↑四隅にあるマークがトンボ

 

 

あとカラーなど多色印刷での見当合わせのためにも使う目印です。

 

名称未設定-1

↑トンボのズレで生じた色ズレ

 

トンボがずれてるとカラーの色のズレや

 

断裁のミスにつながって

 

しまいます。

 

 

ドブ

あの、臭いが漂う・・・ドブではありません。

 

印刷会社は大きい紙に多面付けして、印刷します。

 

名称未設定-2

↑は4面付けた状態

 

多面付けした印刷物は、

 

断裁する際に隣接している

 

印刷面の間に余白を必要とします。

 

その余白を、ドブと呼んでいます。

 

ノンブル

 

本を読んでるとき、ページの欄外に

 

番号がついてるのを

 

見たことがあると思います。

IMG_0786                                名称未設定-3

その番号のことを、ノンブルと呼んでいます。

 

ちなみにノンブルはフランス語です。

 

ルビ

文章内の漢字に対してのふりがなの事です。

 

名称未設定-4

 

編集作業でふりがなを付けることを、業界で

 

「ルビを組む」と言います。

 

文章内の漢字の全てにルビをつけることを「総ルビ」と呼び、

 

逆に一部の漢字に付けるルビを「パラルビ」と呼びます。

 

ぱらぱらとルビが振られるのでパラルビなんです。

 

ルビの語源由来は、宝石のルビーからです。

 

イギリスでは活字の大きさを宝石の名前で表現していたんです。

 

5.5ポイントの活字をルビー。

 

日本でふりがなに多く使用された活字が5.5ポイントだったところから

 

ルビーがルビになったんです。

 

4.5ポイントはダイヤモンド、5ポイントはパールと呼んでいました。

 

 

 

印刷業者と仕事される際のご参考にしてみてはいかがでしょうか。

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