”春”といえば、皆さん何を連想しますか？

 

さくら、卒業、入学、新生活、花粉症

 

・・・などなど

 

 

何はともあれ、大きな節目の季節です。

 

この時期に増える印刷物の一つに「挨拶状」が

 

あります。

 

引っ越し、退職、転勤、社長交代など

 

内容は様々ですが、

 

人生の節目に手紙を出す日本の文化は

 

美しいですよね。

 

 

 

お相手に自身の近況をお知らせできますし、また

 

その手紙をキッカケに交流が深まる事もあるでしょう。

 

 

今回は

 

挨拶状の文例をいくつかご紹介しますので、

 

お役に立てば幸いです(^▽^)

 

 

 

（退職）

 

「謹啓　〇〇の候　皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます

私こと

このたび　〇月〇日付をもって　〇〇会社を退職致しました

顧みますと　〇〇年から勤務し〇〇年の間勤めさせていただきました

その間皆様から寄せられましたご指導ご厚情に深く感謝申し上げます

職場で過ごした数々の想い出を胸に　今後の人生を歩んで参りたいと

思います　なにとぞ変わらぬご厚誼の程　お願い申し上げます

末筆ながら　皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ　お礼かたがた

ごあいさつにかえさせていただきます　　　　　　　　　敬具　」

 

 

 

（転任）

「謹啓　〇〇の候　益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

さて　私こと

このたび　〇〇勤務を命ぜられ過日着任致しました

〇〇在勤中は公私に亘り大変お世話になり厚くお礼申し上げます

新任地におきましても心を新たにして努力する覚悟でおりますので

今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます

末筆ではございますが　皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ

お礼かたがたご挨拶にかえさせていただきます　　　　　敬具　」

 

 

（転居）

「引っ越しました

皆様にはお元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。

このたび、下記に転居いたしました。

こちらの方面にお越しの節は、どうぞお気軽にお立ち寄り

ください。

まずはご挨拶かたがたお知らせ申し上げます。」

 

 

 

挨拶状の書き出し部分、

 

「〇〇の候」の〇〇は季節（月）によって、

 

言葉が変わります。

 

この時期ですと、

 

（三月）早春の候、春暖の候、春陽の候、浅春の候

 

（四月）陽春の候、春暖の候、春風の候、桜花の候

 

 

少し堅苦しく感じる場合は、「〇〇の候」の部分を

 

（三月）・一雨ごとに春めいてきました
　　　　・菜の花も今盛りにて
　　　　・春草萌えいづる季節を迎え

 

 

（四月）・春陽麗和の好季節となりました
　　　　・花冷えの時節でございますが
　　　　・春光うららかな季節を迎え

 

 

とすると、挨拶状の印象が少し和らいだ雰囲気になります。

 

 

また、

 

「拝啓」で書き始めた文章は「敬具」で結びます。

 

「謹啓」も結びは「敬具」ですが、こちらは、

 

拝啓より敬意が高いので、

 

目上の人に送る場合などに使用されます。

 

 

 

 

形式もある程度は必要ですが、

 

自分の言葉を一言でも書きで添えると、

 

気持ちがより相手に伝わるのではないでしょうか。

 

 

「でもやっぱり挨拶状って難しそう・・・」

 

と思っているお客様。

 

ご安心ください。

 

挨拶状の内容（退職、転勤など）を

 

弊社にてご提案もいたしております。

 

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