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2017-04-10
私たちの生活において「色」は、
状況を判断したり、認識したりするための
はたらきがあります。
例えば、信号機。
赤は止まれ。青は進め。
車や人が移動するためには不可欠です。
パンやお肉の焼け具合。
食べなくても、色で焼けたかどうかの
判断ができます。
ところが、多くの人には違う色に見える色の組み合わせが、
同じ色に見えて区別しづらい方がいます。
こういった色覚特性は色覚異常(色弱者)と呼ばれており、
割合としては、日本人男性の5%(20人に1人)が該当します。
色弱者には3種類の見え方があり、それぞれのタイプで
認識しづらい色が違ってきます。
例えば、
上段は、一般の方の見え方です。
下段は、色弱の方の見え方です。
この場合は、赤と緑の色が似て見えるタイプの方の事例です。
このように、目立たせようと赤を使ったものの
人によっては、見づらくなってしまうのです。
しかし色の組み合わせや、文字に白フチをつける事で
色弱の方にも見やすくなります。
「改善後」の
上段が一般の方の見え方で、
下段が色弱の方の見え方です。
文字に白フチをつける事により、
色弱の方にも見やすくなりました。
色だけではなく、文字や記号を添えた表示にすると、
さらに見やすくなります。
工場や倉庫などの立ち入り禁止の扉でよく見るマークです。
↑ マークに文字を添える事により、わかりやすくなりました。
こういった、色覚の個人差を問わずに、
できるだけ多くの人達にとって、
見やすいように配慮する事を
「カラーユニバーサルデザイン」と言います。
高齢化社会に対応するためにも、適応していく事が
必要不可欠と言えるでしょう。
弊社では、社員全員が、
ユニバーサルデザインコーディネーターの資格を
取得しています。
できるだけ多くの人にとって見やすく、
使いやすい印刷物が出来上がるよう
日々、制作しております。
社長の名刺もユニバーサルデザイン仕様です。
↑ こちらのブログもご覧ください(⌒∇⌒)
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